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2006年01月01日

●「だいだい」

お鏡餅をお供えして、お正月をお祝いされた方は多いかと思います。
しかし、このお鏡餅の意味をご存知の方は少ないと思います。大小2個の餅を丸く平たく作って、これを重ねて供えました。2個重ねたのは、日月を表し「一重ね」と呼びます。平安朝の時代より 正月と六月は歯固めといって鏡餅を食べました。1月20日には女の鏡の祝いといって、元旦に 供えた餅を煮て食べました。20日に祝うのは「初顔(はつかお)祝う」の意味です。 これが「鏡開き」の発祥で11日にあらためられたのは将軍家光の命日が、月は異なりますが20日 であるため11日となりました。また鏡餅は人間の一番大事な心臓の形に似せたものとされ、且つ 米でつくったものは魂の象徴とされ、特に鏡餅はその代表的なものです。

また、鏡餅の上に橙(ダイダイ)をのせてお供えします。初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれ、果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと二・三年は枝についているのです。こうして、一つの木に新旧の実がなるところから「代々(だいだい)」の名がついたそうです。また、果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙(かいせいとう)」とも呼ばれます。

金光教の教祖さまは、身代と人間と達者とが三代続いたら家柄人筋となって神さまの機感(きかん)にかなうとお教えになっています。せめてお正月だけでも、家族親族が集って、一同の健康のみならず子々孫々までの繁盛と無事達者を祈って、お鏡餅をお供えさせていただきたいものです。

(三宅道人)