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2006年02月01日

●「あんばい」

普段私たちが使っている言葉の中には、雅楽に由来する言葉が多く見受けられます。
例えば、ちょうど良い具合であることを「あんばいが良い」などと言います。漢字では「塩梅」と書かれ、塩と梅酢の加減の良いことの意味にも使われます。雅楽でも篳篥(ひちりき)の奏法の一つに「塩梅(えんばい)」というのがあり、指の押さえ方を変えずに、吹き方の加減一つで音の高低を変えて吹く奏法で、その滑らかな旋律が一つの特徴となっています。
篳篥でこの塩梅が上手いくととても心地よい演奏となります。そこで気持ちの良い事を「あんばいが良い」と言われるようになったとも言われています。
昨今では、凶悪な事件や事故などが、テレビや新聞の紙面を賑わせています。
人と人、人と神様との関係も「あんばい良く」行きたいものです。

(小笠原)