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2006年03月01日

●「目には見えない『何か』」

先月、17日間にわたって開催されたトリノ五輪が幕を閉じた。
スポーツ選手の多くは、短い選手生活の中で、才能のピークを知ると同時に限界も知るといいます。それは、自分自身にとって紛れもなく嘘のないギリギリの世界のことである。
勝負の世界に生きる人達は、自らの肉体・精神を極限まで鍛え、追い込んで、少しの可能性を信じ、常に現実と向き合う…限られた人間だからこそできることだ。人には、それぞれの生き方があって、メダルが取れても取れなくとも、勝ち負けを度外視しても大切で尊い「何か」がある。観戦者である私たちは、目に見える結果以上に、目には見えない「何か」を意識した時に、その生き方を知り学ぶことができる。
皆さんは、限界ギリギリの所で勝負(努力、辛抱、決断)をしたことがあるでしょうか?ちなみに私は「あれがギリギリだった…」と、胸を張って言えることはできません(苦笑)
便利な時代だからこそ不便を意識し、生身の人間の可能性を見いだして行くことが、何よりも大切と思う今日この頃です。
(ハル)