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2006年05月15日

●おばあちゃんは嫌い

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

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おばあちゃんは嫌い

私には2人の子どもがいます。今日まで順調に育ってくれていますが、子どもの成長は親にとって楽しみであると同時に、心配の連続でもあります。
長女が小学校に入学して間もない頃、事あるごとに「おばあちゃんは嫌い」と言うことがありました。
家族の中で祖母だけを名指しで「嫌い」と言うのです。
子ども達には『誰に対しても思いやりを持った人に育ってほしい』と願っているので、妻も私もそのたびに娘に言い聞かせますが、その時は反省しても、しばらくすると、また同じ事を繰り返すのです。
ところが、ある日のこと、祖母が腰を痛めて寝込んでしまいました。
歩く時はもちろん、腰を少し動かしても痛みが走るようで、そのたびに悲鳴を上げています。
そんな様子を見た長女は、これまでの態度がうそのように、祖母のお世話をするようになったのです。
薬を飲むための水を運んだり、スリッパを揃えたり、杖を用意したり、誰に頼まれたわけでもないのに、自分から進んで世話をしてくれます。
その上、「神様、おばあちゃんを早く治してください」と神様にお祈りもしています。
そんな娘の姿を見て、私もうれしく、心から神様にお礼を申しました。
口では「おばあちゃんは嫌い」と言いながら、心の中では、元気でそばにいてくれるのが嬉しいのでしょう。
だからこそ、祖母が苦しんでいる姿を見て、早く良くなってほしいと願い、とっさに役に立ちたいと思ったのでしょう。
人が困っているのを見て、「かわいそうだなあ、何とかしてあげたいなあ」という、「神様のような心」を娘も持ち合わせ、素直に行動に現してくれたのです。
私は、このことを通して、娘の中の神様のお働きを感じました。