●蘇る天地 また春が来て
また春がやってきました。また春を迎えることができました。いよいよ春だ!
人によって、春を迎える感慨・受け止め方は色々だと思います。年の初めは一月から始まりますが、季節は春夏秋冬が順序で、春から始まります。何事にも順序があるものです。
「春は梅で始まり、山吹で終はる」と申します。花が咲くにも順番があり、それを人間は愛でるものです。今は文字通り百花繚乱の相を呈しています。様々な色の、様々な種類の花々がその美を競うように咲き乱れています。
私の住む家の近くにある神社では「つつじ祭り」が開催されています。そこの境内のつつじ苑がちょっとした首都圏の名所となっていて、大型連休には首都圏各所から、観光ツアーバスが大通りに連なり、通りはリュックを背負った人々で占拠されます。地元の商店街、露天商はかき入れ時を迎えるのです。
私の子どもの頃には、そのつつじ苑になった場所は格好の遊び場所であり、上から滑って降りる丘陵の形をしていました。その場所に目をつけて、つつじの苗木を3000本植えられ、一大つつじ苑に変貌させたのです。
3~4年前からそのつつじ苑の中に入るのには入園料をとっているそうです。それでも人々は大勢やってきます。この季節そのつつじ苑に行けることで、春の到来のよろこびを満喫しているのでしょう。
(夏志虎)