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2006年06月12日

●よい言葉を掛け合おう

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

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よい言葉を掛け合おう

ある日の夕方のことです。子どもに「暗くなったから洗濯物をとりこんで」とたのみました。
しかしテレビにかじりついている子どもたちは「はーい」といったきりなかなか動こうとしません。
見るに見かねた私は 「もう、早くしてちょうだい」と、つい大きな声を出してしまいました。
イライラしながら夕食の支度を続け、食卓の方へ料理を運びながらふと見ると、ソファーの上にきちんとたたまれた洗濯物が置かれていました。
まさかここまでしてくれるとは思ってもいませんでしたので驚きました。
しかし、「早く、早く」とせかし、おまけにブツブツと叱ってしまった後だけに、何だかきまりが悪くて、私は、「ありがとう」の言葉が出なかったのです。
いつもは、人に何かしてもらったりすると「ありがとう」という言葉が出るのに、それが家族だとつい、してもらって当然のように思うところがありました。
ときには、「どうせ分かっているのだから今更言わなくても」とか「てれくさいなあ」などというようなこともあります。
でも、よい言葉であれば、言わないでいるよりも、自分の気持ちを素直に声に出して表現した方がいいに決まっています。
私も毎日の食事の中で、夫や子どもたちの「おいしいね」の声を聞いたときには、なんだか心が満たされる思いがします。
これからは日常のあいさつだけでなく、「ありがとう」というお礼の言葉、「素晴らしいね」という褒め言葉、「すみません」というおわびの言葉など、家族の間でも出来る限り声をかけあっていきたいと思いました。
子ども達の手によってきれいにたたまれた洗濯物が、私に改めてそのことを気づかせてくれました。