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2006年06月05日

●鏡をのぞく時

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

こころの電話番号:03-3818-7977
東京以外の地域からの電話

鏡をのぞく時

B子さんは、結婚することが決まった報告をするために、金光教の教会へお参りしました。
その時教会の先生は、B子さんに、次のように話されました。
「今も昔も変わりなく、花嫁道具として必ず持って行くのが鏡ですね。女性は、日に何度も鏡に向かって化粧を直したり、髪を整えたりします。その時、肌の荒れや、顔色だけを見てはいけません。鏡をのぞく時は、自分が今どんな表情をしているのかを見ることが一番大切です。そして、恐い顔をしていたり、ふくれっ面をしていたり、悲しそうな顔をしていたら、鏡に映る自分に向かって、笑顔で励ましたり、慰めてあげることです。作り笑顔でもいいから、鏡の中に自分の笑顔を映し出すのです。それが、妻としてのあなたの役目なのですよ」
するとB子さんが、「笑顔の大切さは分かるのですが、鏡の中に自分の笑顔を映し出すことがどうして妻としての役目なのですか」と質問しました。
先生は、次のように答えられました。
「金光教祖は『昔から、親が鏡を持たせて嫁入りをさせるのは、顔をきれいにするばかりではない。心につらい悲しいと思う時に鏡を見て、人に悪い顔を見せないようにして一家を治めなさい』と教えてくださっています。それは、ただつらいことを我慢しなさいという教えではありません。笑顔でいようとする心がけこそが大切なのです。自分の心が自分の顔を作ります。鏡に映して、外見だけでなく、自分の心もきれいにしていく稽古をさせていただきましょう。あなたの笑顔が、明るい家庭を作っていくのですよ」
B子さんは、心新たに、笑顔で教会を後にしました。