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2006年06月01日

●「侍」と家族

まもなくサッカーのワールドカップ・ドイツ大会がはじまる。今大会、日本はどこまで勝ち進めるか興味深いものである。
先日、23人の「侍」が選出され、スポーツ紙などでは、一次リーグの相手国となるブラジル、クロアチア、オーストラリアとの戦力分析、勝算がどこにあるかなどの話題が連日書かれている。
「侍」と言えば、象徴的な存在として宮本武蔵がいる。その『五輪書』に「敵になりて思ふべし。」とあり「言うまでもなく、相手の立場に立って考えることは重要である。ここでいう相手とは、ビジネス上の敵・味方の両方と考えたい。」とある本に解説されていた。
勝敗もさることながら、相手の立場に立って考え、「侍」は「侍」らしく戦ってほしいと日本人の多くが期待しているはず。
かつて金光新聞の取材で松木安太郎さん(当時ヴェルディー川崎監督)の話を聞いたことがある。「私は家庭ではケンカをしません。グランドに出れば、相手も味方もみな敵のようなものですから…」と答えられていたのが印象的だった。
今春、WBCで日本野球チームが奇跡の優勝を遂げ、イチロー選手の活躍、王監督の名将ぶりが賞賛されたことは記憶に新しく、その「侍」たちを陰で家族がどう支えたかなども報道されていた。
もちろん日本だけではない。相手チームの選手たちにもそれぞれ家族の支えがあるはずだ。サポーターの力はとても大きいと言われるが、どの国の選手たちにとっても最強のサポーターは家族であろう。
翻って私たち自身の仕事や生活を充実させるためにも、家族や支えてくれている人たちへの感謝を忘れてはならない。
さあ、いよいよワールドカップ。がんばれ!日本!
(松本信吉)