●ねがい
あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。
こころの電話番号:03-3818-7977
東京以外の地域からの電話
ねがい
ある日のこと、Sさんという女性から教会に一本の電話がありました。
受話器の向こうのSさんは、元気で明るく大きな声で「先生!私事故に遭いました!足が折れてしまいました!」と言うのです。
その元気さと話の内容とのギャップに私は聞き間違えたかと一瞬思うほどでした。
Sさんは休日を利用し、家族で四国へ旅行に行っていたのですが、駐車場で事故に遭い、そのまま近くの病院に運び込まれたのでした。
彼女は、その病院から電話をかけてきたのです。
「先生、手術を家の近くの病院でするので明後日帰ります。それでね、先生。瀬戸大橋を渡れば、金光を通りますよね。
ぜひご本部へお参りしたいので、主人に頼んでみようと思っています。」とのことでした。
実はSさんはいつもお参りしているご本部のお祭りに、この年は、ご主人と喧嘩をしてお参りすることが出来なかったのです。
私は、「Sさんの元気な声が聞けてうれしいです。ご本部へお参りが出来たらありがたいね。神様にお願いをするその気持ちでご主人にお願いしてください。私も神様にお願いするからね」と話して受話器を置きました。
三日後、Sさんから「先生!ただいま帰りました。ご本部に家族でお参りすることが出来ました。本当にうれしいです。お礼申しあげます」との電話がありました。
こうして「ご本部に参拝したい」とのSさんの願いは叶いました。皆さんはどのように思われるでしょうか。
「事故に遭ってまで叶う願いなど…」と思う方もあるかも知れません。
それでもSさんにとっては事故にあったことが吹き飛ぶほどの喜びを胸に抱いてのお礼の参拝でした。
そして、本部にお参りするという願いだけではなく、家族の心が一つになって、みんなでお参りすることがここから出来るようになったのです。
それが何よりもうれしいSさんなのです。