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2006年08月28日

●痛かったおかげ

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

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痛かったおかげ

先日、ある教会での祭典の後、お話をさせていただきました。
私にとって一時間ものお話をさせていただくのは初めての経験で、数日前から少し緊張しながらお話しの内容を考えていました。
ところが、その祭典の三日前からお尻のあたりに痛みを感じ出しました。
高校生の頃からお付き合いをしているお尻の病気が再発したのです。
私は「何でこんなときに」と思いながら痛みが治まるように神様にお願いをしていましたが、日を追うごとに痛みが激しくなり、当日は立っているのもやっとという状態でした。
そしてお話の間、激しい痛みに耐えながらも、なんとか無事にお話を終えることができました。
その後、一段落したときにふと一日を振り返ってみました。
すると、初めてのお話だったのに、全くと言っていいほど緊張していなかったことに気づきました。
正確に言えば、あまりの痛みに緊張する余裕がなかったのです。
本来であれば緊張で頭が真っ白になっていてもおかしくないところを、スムーズにお話を進めることができたことはありがたいことであったと改めて思いました。
金光教祖は、「信心していると、目に見えるおかげよりも目に見えないおかげが多い。知ったおかげより知らないおかげが多い。後で考えてみてはじめて、あれもおかげであった、これもおかげであったということがわかるようになる」と教えてくださっています。
あれほど苦しんだ私のお尻の痛みも、教祖様の言われる「目に見えないおかげ」であったのかも知れません。
そう考えると、むしろ、ありがたく思えてきたのです。
その日の夜、私は痛みで少し顔をゆがませながらも、無事お話を終えた達成感と神様から頂いたおかげを喜びながら、お礼を申して床につきました。