●卒業アルバム
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卒業アルバム
先日、「中学校を卒業して25年ぶりの同窓会を行うので、幹事をして欲しい」と友人から連絡がありました。
もう25年も経っているのかと思いながら、久しぶりに卒業アルバムを開いてみました。
懐かしい顔を一人ひとり眺めながらページを進めていくにつれて、修学旅行の思い出や、友達と遊んだことなど、当時のことがいろいろと思い出されてきました。
そして、いつしか中学生の頃に嗅いだ土の匂いや、風の香り、友達の声などに包まれているような錯覚を感じ、まるで25年前に戻ったような、私の周りに昔の景色が見えるような瞬間でした。
もう一度、クラスメイトの顔写真を一人ひとり見つめなおしてみました。同じクラスになった友人たち。
小学生の頃から9年間一緒だった友もいます。
そうして、友の顔を見ている内に感じるものがありました。それは、目には見えないけれど、全て縁があってのことなんだなということであり、その縁の中で支えられていたんだということでした。
私たちは、一人で生きているわけではなく、いつも誰かの支えを受けて生きています。それは両親であり、友であり、家族であり、そうした多くの人たちに支えられて生きているのです。それは、「誰かがあっての私」という、大きな関係の中に生かされているということだと思います。
古い卒業アルバムを閉じながら、「共に関わり合い、支え合っての私たちなのだ」と感じ、同窓会では友人の一人ひとりに感謝をこめて「ありがとう」の一言を言おうと心に決めたのでした。