« 春高バレー激励会 | メイン | 第38回春の高校バレー始まる »

2007年03月19日

●ヘルパーさんのことば

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

こころの電話番号:03-3818-7977

東京以外の地域からの電話

ヘルパーさんのことば

 「おむつ交換しますよ」
私がある病院に入院している友人のお見舞いに行ったときのこと、隣の患者さんのもとにヘルパーさんが入って来ました。その患者さんは脳梗塞を患い、体全体が不自由で、話をすることもままならない状態です。トイレにも行けず、思うように用を足せない患者さんに、「出るまで待っています。がんばってください」と声をかけています。しばらくすると、「ありがとうございました。またお願いします」と言って、病室を出ていきました。
 カーテン越しに聞こえてきたその言葉に、私は耳を疑いました。患者さんのお世話をしたヘルパーさんが、患者さんにお礼を言ったのですから…。
 このヘルパーさんの心の中に、「これだけしてやった。これだけ面倒をみてやった」という恩着せがましい心があれば、お礼などしようはずがありません。また、「何で私がこんな汚い仕事をしなければならないの」と不満を持ちながら仕事をしていたら、こんなに明るい言葉はかけられないでしょう。
 金光教では、人間は神様にいのちを頂き生かされて生きているのであり、決して自分の力だけで生きているのではないと教えています。「自分の力でこれだけした、これだけしてやった」という考えですと、「あの人は、私がこれだけしているのにありがとうの一つもない」ということになり、せっかく良いことをしているにもかかわらず、相手を責める心になったり、腹を立てたりということになってしまいます。どんなことも自分の力ではなく、神様のお働きの中でお役に立たせていただけるのだ、という自覚を持つことが大切です。
 ヘルパーさんの、「ありがとうございました。またお願いします」との言葉には、「あなたのお世話をさせてもらえて、ありがとうございました。またお役に立たせてください。お願いします」という思いが隠されていたのかもしれません。できることの一つひとつにお礼を込め、人のお役に立ち、人が喜ぶ生き方をしていきたいものです。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.konkokyotkr.or.jp/cgi-bin/blog/mt-tb.cgi/55

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)