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2007年04月01日

●冬を送り また春が来て

 大相撲春場所、春高バレー、センバツ、世界水泳、J1リーグ、プロ野球開幕等スポーツの春が到来しました。それぞれの個人競技にしろ、団体競技にしろ満を持して晴れの舞台への登場です。そこまでにどれだけの基礎体力をつけたか、レベルが上がったか、冬場の各人の努力がガチンコぶつかり合うわけですから、見ている方は楽しいわけです。

 当職も高校時代は水泳部に所属し、神宮大会を目指したものです。今は神宮プールが取り壊されてなくなりましたが、屋内プールのあまりなかった時代で、学生スイマーにとってメッカ的な存在でしてあこがれたものでした。冬場は基礎体力の養成と、屋内プールへ出かけての泳ぎ込みで本格的シーズンに備えたことでした。
 いかに早く泳ぐかということがテーマでしたから、先輩かたがたはいろいろな手を使って記録を伸ばすことに腐心していました。
 その一つが、自己ベストをどこまで伸ばすかということで、昨日の自己ベストを今日ぬりかえさせるまで練習は終わらないというものでした。ですから懸命に泳ぐわけです。なかなか昨日の自己ベスト記録が出ないと何回もチャレンジさせられるわけです。
早く練習を終わらせたいから頑張るわけです。するともうベスト記録は塗り替えたのに「まだ破っていない、もう一回」といじめのような形でさらに泳がされるわけです。もう余力は残っていません。こん畜生と思って最後の力を振り絞って泳ぎ切ると「よっしゃ、上がっていいよ」とプールから上がることが許されるという練習方法でした。
 それで各人の記録は着実にアップしていきました。努力すればある程度のところまでいくと言うことで、なかなかいいアイデイアを考えついたものだなと当時は思ったものでした。
 本当は記録よりその努力した汗が尊いものだということを後で知りました。

                           夏志虎

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