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●温故知新
昨秋、必修単位である世界史等を履修していない高校がたくさん見つかり大きな社会問題になったが、私は、今、金光教の首都圏布教の歴史をあまりにも知らない自分自身に愕然としている。
いよいよ首都圏布教120年の節年が明年にせまり、都連やフォーラムでは120年のイベントや刊行物編集などの取り組みがはじまっている。私もそのプロジェクトに参加させていただいているが、東京教会初代の畑徳三郎先生をはじめ、首都圏布教に力を尽くされた先覚先師の方々がどのようなお働きをされたのか、ほんの一部の事しか知らない。
果たして、先師らの命がけの布教の歴史をろくに知らない者が「そんなイベントをしても意味がない」「集会という言葉自体、時代遅れ」「お金ばかりかかる気がする」などと言う権利はあるのだろうかと自問自答している。
歴史はいろいろな見方ができるのは当たり前の事だが、そのベースとなるべき基本的な事柄は少なくとも学んでおかなければ「未来」を語ることはできないのではないか。
まずは『あつまの道のいしすゑ』から読み返してみようと思う。 (松本信吉)