●油断・慢心が失敗のもと
油断・慢心が失敗のもと
わが家の台所や風呂場などが古く、手狭になったため、新築することになりました。いよいよ工事が始まりますと、大工さんをはじめ、いろいろな業者の人達が出入りするようになりました。
そんなある日のこと、休憩時間にみんなでお茶を飲みながら雑談をしている時、夫が大工さんに、「屋根の上から落ちたことはありますか?」と尋ねますと、「ええ、有りますよ。高い屋根の上からは落ちたことはないが、低い軒先や梯子の下の方で落ちることが多いね」との返事でした。すると、他の業者の人達も、「そうだ、そうだ」ということになり、それぞれが怪我をした時の話になったのです。
そして、「高い所では、『危ないぞ、危ないぞ』と自分に言い聞かせて、細心の注意をはらうけれども、低い所では、『大丈夫だ』という油断が出て、失敗することが多いんだ」という結論になりました。
このような話は、私たちの日常生活においても同じようなことが言えます。例えば、交通事故も自宅近くで起こるケースが多いと聞きますが、それは、もうすぐ着くという油断や、慣れているという慢心が原因なのだと言います。
しかし、どんなに注意をしていても人間は油断や、慢心におちいりやすいものです。だからこそ、大切なのは、事故をしないよう、けがをしないよう、毎日の生活の中に祈りを持ち続けることなのです。そして、油断や慢心や横着な心が出ないように、生活の中に祈りを持ち続けたいものです。