●思いやりを育てる
思いやりを育てる
新聞の投書欄に、地下鉄の中で小さな子供がお年寄りに席を替わっているのを見て、その日一日心豊かに過ごせました、という心和む記事が載っていました。
席を替わるという小さな出来事に感動するのは、世知辛い世の中を象徴しているかもしれませんが、人と人は、本来は、いたわりあい、助けあって生きていくことを望んでいるものだと、改めて感じるのです。
先日、町内会の集まりがあり、よい機会を得たと思ったので、席を替わるということについて、いろいろと話し合ってみました。
席を替わってもらったことのある人の中には、年寄り扱いされたみたいで、イヤだったという人が、案外多くて驚きました。中には、「足腰を鍛えるために、席を譲られても断る」という人もいました。それぞれ、もっともなことかもしれませんが、せっかく勇気を出して、席を替わろうとした子供や若い人が、断られたり、嫌な顔をされると次から、席を替わることを躊躇してしまうのではないでしょうか。話し合いの方は、「年寄り扱いなんて思わずに、有り難く好意を受けましょうよ。それが、思いやりのある若い人を育てることにつながるのよ。それが私たちの努めね」「自分の立場だけで、ものを考えていては駄目よね」ということに、展開していきました
思いやりが大切とよく言いますが、思いやりを育てることを心がけたいと思いました。