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2007年11月26日

●互いに親切にし合う

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

こころの電話番号:03-3818-7977

東京以外の地域からの電話

互いに親切にし合う

 少し前のことです。月一回の資源ゴミ回収の当番が回ってきました。私たちの町内では、小学生の子供がいる家がその当番に当たります。いつもは妻がそのお世話をしていますが、今回は、出産したばかりということで、私が代わりにその役をさせてもらいました。
 日曜日の朝の七時半から九時までの間、集まってきた資源ゴミを数人で分別します。新聞や段ボールなどは問題ありませんが、空き缶やビン類は纏めて一袋に入れてあったりと、無茶苦茶です。それでもきれいに洗ってあるならまだしも、汚れが付いたものや、出してはいけないものまで捨ててあります。少しは作業する人の気持ちも考えて欲しいものです。
 私たちの社会にはルールがあります。それを守ることによって、秩序が保たれ、物事は滞ることなく運ばれていきます。こんな事は、誰もが理解しているはずです。それなのにそのルールを無視して、平気でゴミを出す人があまりにも多いのは、どうしてなのでしょうか。
 「面倒だから」「誰が出したかなんて分からないから」といった自分勝手な考えがあるのではないかと思います。ゴミ出しぐらいのことで何を大げさな、と言われるかもしれませんが、でもこのような自己中心的な考え方や態度は、今の社会のいろいろなところで表れていると思えてなりません。
 
金光教の教祖様は、江戸時代の末から明治にかけて、たくさんの教えを伝えてくださいました。その中の一つを紹介します。
「農業する人は、自分の田の水の様子を見に行ったら、人の田の水も見てあげれば、人もまた自分の田の水を見てくれる。互いに親切にし合えば、人も喜び、神もお喜びになる」

現代社会に生きる私たちは、思いやりを忘れ、「互いに親切にし合う」喜びも忘れてしまっているのではないでしょうか。


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