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2008年01月21日

●会社経営の危機  

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

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東京以外の地域からの電話

会社経営の危機    

 運送会社を営む平井さんは、暗い顔をして、金光教の教会へお参りしました。
 平井さんは、長びく不況で、会社経営がむずかしくなり、このままでは倒産してしまうというところまで追い込まれていたのです。
「先生、私なりに一生懸命努力をしてきました。でも、こう不景気では、従業員を減らさなければやっていけません」。平井さんは必死に窮状を訴えました。それに対して先生は、「平井さん、順序が違う。お礼が先ですよ」と言われました。
 平井さんには、その言葉の意味が理解できませんでした。
 けげんな顔をしている平井さんに先生は、「あなたのがんばりはもちろんですが、家族や従業員、そしてお得意さんの支えや働きがあってこそ、ここまでこられたということに、まず感謝しないといけませんよ」と言われました。
 すると、平井さんは、「親の代からの信心ですから、そんなことはよく分かっているつもりです。今日は、会社がよくなるようにお願いに来たんです」と、まだ腑に落ちません。
 すると先生は、「なおさらのことです。あなたがどんなにがんばっても、業績が上がらなかったのでしょう。神様に商売のことを願うのであれば、神様と一緒に会社を経営していくのが一番でしょう。〈苦しい苦しい〉ばかりでは、周りの人やモノの働きに目がいかなくなってしまいます。そこをしっかりと見つめて、〈ありがたいありがたい〉という思いで経営してごらんなさい。神様はしっかり働いてくださいますよ」と話されたのでした。

 「先生、確かに私は周りを見ていませんでした」。
 平井さんはその日以来、努めて周りの働きに目を向け、そのことを神様にお礼申し、神様と一緒に会社を建て直して行かれたのです。

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