●子どもの成長の中で
子どもの成長の中で
ついこの間のことですが、三歳になる息子を連れて買い物に出ました。駅の階段を昇って行くときのことです。息子ははしゃぎながら、一人でさっさと昇ってしまいました。
いつの間にか一人でどんどん昇れるようになっている息子を目で追いながら、靴をぬぐこと、はくこと、おしっこやうんち、どう教えたらいいんだろう、いつになったら自分でできるようになるのかしらと、思った日々を思い出していました。
「どんなことも神様にお願いし続けなくっちゃ」という友人の言葉に、そうだそうだと神様に手を合わせての今日まででした。
ちょっと親バカかもしれませんが、だれもができていくことでも、そんな場面に出合うたび、ああ、こんなことができるようになっていた、こんな心が育っていたと、私は一人胸を熱くしています。
以前、金光教の教主様から、「子どもは、あなたが分からずにきたこと、知らなかったことを教えてくれている。そう思いながらお礼申しつつ、お世話させてもらいましょう。おしめを換える時も『ありがとうございます』と言うてな。うんちが出たら『ありがとうございます』、子どもが泣いたら『ありがとうございます』と言うてな」とのお話を聞かせていただききました。
わが子の成長を見るということは、そのまま私自身の成長を見ているということであると分からせていただきました。
そして私は、私の思いも及ばない働きを、子どもの成長の中で見せてもらっている気がします。ですから「子どもの日々の成長に対してお礼の心を忘れないように」と、改めて自分に言い聞かせています。