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2008年02月18日

●贈り物

あなたを勇気づけ、 励ましてくれる3分間。
毎週月曜日に替わる「こころの電話」で紹介したお話を紹介しています。

こころの電話番号:03-3818-7977

東京以外の地域からの電話


(3月末をもって「こころの電話」が諸般の事情で終了させていただくことになりました。ご愛読ありがとうございました。)

贈り物  

 数年ぶりに学生時代の友人と食事をしたときに、共通の知人であるAさんが国際結婚し、イギリスに住むという話を聞きました。

 実は私は、Aさんに対して、あまりよい印象を持っていませんでした。本当なら快くお祝いしてあげたいのに、彼女の身勝手なところなど、余計なことばかりを思い出してしまい、Aさんの結婚を素直に喜ぶことができませんでした。
 それでも、友人がお祝いを贈るということなので、私もお祝いを贈ることにしました。

 その数ヶ月後、わが家に小包が届きました。私はAさんからのお返しだと思い宛名を見ると、何とAさんに贈ったはずの小包でした。
 何らかのミスがあって戻ってきたのだと思いますが、その小包を見て私はハッとしました。

数日前に教会のお祭りに参拝したときのことです。先生のお話しの中で、「どんな素晴らしいものでも真心の無いものは神様は受け取らない。真心を込めてすべてを大切にすることが大事です」との話を聞かせてもらいました。
 その話を聞いたとき、感銘を受け、真心を込めることの大切さを改めて感じました。そして、先生は「すべてを大切に」とも言われていました。
 そのとき私は、Aさんにはどうだったのか…と考え直したのです。 実は、贈り物を贈るときに私は「これ安いじゃない?」と、まるで片づけ仕事のように品物を選んでいたのです。
私はAさんに対して真心を贈っていなかったのです。Aさんにはわからなくても、これをご覧になった神様が喜ばれるわけがありません。私はやっと自分の大きな過ちに気がついたのです。
問題はAさんではなく私にあったのだ。そう思うと初めて、イギリスでがんばっているAさんの姿が浮かんできました。
 Aさんや神様に喜んでもらえる私になろう。そう思いながら改めてお祝いを彼女に贈ることにしました。

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