●「だましだまし」
ご先輩の方が自分の体を「だましだまし」使うというような言い方をしていた。
つまり、「だましだまし」というのは、対話の仕方にふれた言葉だと思う。
「だましだまし」体を使うというのは、自分の肉体と対話をすること、年をとると自分の体と相談しながらでないと、うっかりしたことはできない。
これは、自分の体力を考えるというのとはちょっとちがう。自分の体を動かしながら、その体にきいてみる、体の言うことをききながら、体を動かしてみるということだ。
だから、だますのではない。「ここまで動けたのだから、もうちょっと動けないだろうか、やっぱりダメか、ではこの程度にしておこう。でももう少し動けるのじゃないか」こんな調子を「だましだまし」だと思う。
「だましだまし」が一番必要なのは自己反省、つまり自分との対話なのかもしれない。
yatsunami