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2010年02月01日

● 「受験と神様」


 今受験シーズンを迎えている。この時期は受験生やその家族が神様に合格祈願のため参拝する。とりわけご利益が高く頼りがいのあるといわれる神様には、多くの人々が集まる。
 自分の力に100%の自信が無いとき、神頼みの心が生まれ易いし、人間の自信など当てにならないところがあるから、自分を超えた大きな力を信じて頼ることは当然である。
 神様に向かい、どの位の気持ちを込めて祈願しているかは人様々であろうが、その祈願を受ける神様の方にも心があり意志があることをご存じだろうか。
 これが解ると頼み方も変わってくる。受験間際にあわてて頼む人もあれば、半年一年も前から頼む人もある。
 そして結果が出る。自分の願い通りになった時は、喜んでまたお礼に参拝する。願い通りにならなかった時はどうするのか。自分自身の反省もあるが、神様を恨んだり無視したりする人も多い。しかし頼んだからには、心や意志のある神様に、あらためて心を向けてみることが大切である。
 また、受験に合格して学校に進学させてもらったのであるから、祈願成就のお礼はもちろんであるが、さらに大切なのは、その学校を卒業したときの神様への心である。
 合格の祈願やお礼の時の気持ちの込め方以上のお礼の心を捧げることができれば、神様は大変喜ばれる。
 人間を超えた大きな力を頂くためには、神様への向かい方の工夫が必要なのである。
藤原務正

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