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2011年11月11日

●人が人を助けるのが人間である

3.11以降、人が生きる上に、多くの学ぶべきことがありました。

震災をある方は、「天罰だ」と言います。別の方は、「神様は、人の難儀をどんなに悲しんでおられるか・・・」と信心で考え、また、「今、何が自分にできることか?」と自問自答し、それぞれに、自分の生き方を考え直す日々が続いていると思います。

その中で、ディズニーランドのスタッフの、とっさの素晴らしい対応を耳にし、感心させられました。
「お客様をいかに安心させ、安全に誘導できるか」というプリンシプル(物事の本質)に心を配り、当時いた7万人のお客様を、無事に避難させたとのことです。
1万人のスタッフの中の、9割はアルバイトだったそうですが、彼らが想定外の災害に対してとっさに判断し、スピーディーに行動できたことに驚きを覚えます。

例えば、
①地震直後、ディズニーランド内にアナウンスが鳴った。これまでは、「夢の国」を実現するために、一切の館内放送を行うことがないのに、お客様の動揺をおさえ、安全を確保するために実施した。
②店舗内の販売用のぬいぐるみを無償で配り、防災頭巾がわりに頭を守るよう訴えかけた。
③当日は雨混じりで、気温は10度前後と冷え込んでいたため、お土産用のビニール袋や段ボールを配り、寒さをしのいだ。
④同じ姿勢のままだと体に良くないので、柔軟体操の指導を行った、など。

かねて、 「人が人を助けるのが人間である」と、教えて頂いていましたが、私はその言葉の表面しか理解していませんでした。
あのディズニーランドの事例から、その言葉の持つプリンシプル(本質)にまで、心配りが出来ているだろうか、と改めて気付きを得ました。
想定外のことは、人生日々起こりうることですが、適切な行動がとれるよう判断を下さなければなりません。震災を機に、「人が人を助けるのが人間である」との本質を究めつつ、人間としての責任感を持って、いつ、どんな時でも、人のお役に立つ行動を、自発的に起こしてゆきたいものです。それぞれの責任を自覚して行動することが、人も助かり自分も立ち行くことに通じていくと信じるからです。
人という文字のとおり、人は、支えあって生きて行くのですから・・・       金子 惠

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